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【販売のド素人】がお祭りでビールの街頭販売をした時の話②

こんにちは細かいことを深く考えることから
「変わり者」とよく言われる
考察系ブロガーの砂子田(スナコダ)氏です。

今回は販売の経験などない私が
地元で行きつけの居酒屋さんの手伝いで
ビール販売をしたときのことを記事にします。

結果的に居酒屋の店主からは
「今までお祭りにビールを出した中で一番売れた」
「頑張ってくれてありがとう」
と喜んでいただけました。

もちろん社交辞令かもしれませんけどね。

今回はその第2弾。当日編です。
第1弾をお読みになっていない方はこちらからどうぞ

果たしてどんな街頭販売になったのか?

このサイトは、細かいことが気になり
深く考えることでよく「変わり者」と
言われるわたくし砂子田氏が
体験したことや気になったこと、
気づいたことなどを記事にして
書き連ねているサイトです。

個人的な見解が入った内容ですので
モヤモヤすることもあるかも
しれませんが、ぜひ最後までお読み
いただけるとありがたいです。

ではいってみましょう。

目次

緊張して迎えた当日

「おはようございます」

「今日は不慣れでいろいろとお手数をおかけするかもしれませんがよろしくお願いします」

当日の正午過ぎ居酒屋へ出向きせっせと準備をされている店主に挨拶をし

「こちらこそお願いね」

「じゃぁビールサーバーを置く台を出してもらって良いかな?」

「分かりました」

台を運び出し店の入り口付近にビールサーバーの設置を終えたら

「ビールの注ぎ方はこうね」

「お金はここ」

「釣り銭も入れてあるからその場でお釣りを出してあげて」

などオープン前に店主から生ビール注ぎ方やお金の受け渡しお釣りの場所など説明してもらいました。

なんせ経験がないものですからどういう動きを取ったら良いかなども全く想像がつかず一種のパニックです。

店主は慣れてらっしゃるので

「やってたらだんだん分かってくるから大丈夫」

「気楽にやってくれたらイイから」

と和ませてくれるのですが当の本人は緊張しまくりです。

「お客様に失礼がないように気をつけないと」

と…

いくら開放的になっているからといってビールを買って飲みたい方にとっては、注文して商品を受け取ってお金を払いお釣りをもらうまでのテンポは大事だと思うんですよね。

それは自分が買う側の時に気になるポイントだからなのですが。

まずは注文を受けてビールを注いで受け渡し、代金の受け渡しまでしっかりテンポ良くできるようになる必要があります。

そう考えた私は

お客様に失礼がないようにするために

「テンポ良くオペレーションすることで必要以上にお客様をお待たせしないようにしよう」

と思いオペレーションを何度か繰り返しシュミレーションしながら心の準備をしました。

声かけはどうしたら良いんだろう。

注文をもらった時に「ありがとうございます」なのか?

商品を渡し代金をもらった時に「ありがとうございます」?

お釣りをお返しするときに「ありがとうございます」かな?

などと細かいことが気になっていた次の瞬間

「ビールください」

と初の注文をいただきました。

1つ目のミッション

テンポの良いオペレーション

「まだ心の準備ができていないんですが…」

とつい口から出そうになるのをこらえて

「はいビール1つですね」

と答えビールを注ぎました。

その瞬間は突然やってくるんですね。

お客様は待ってはくれないんだな〜

と感じた瞬間でした。

頭の中でのシュミレーションはできていましたが、実際やってみるとやはりまったくのど素人。

注文をいただいたあとのオペレーションを考える方に意識がいってしまい

「ありがとうございます」

の一言が出てこないほど本当に緊張していました。

そのポンコツ具合ときたら今思い出しても恥ずかしくなります。

ただ一つの救いは最初のお客様が常連さんだったことです。

冷やかしがてら立寄ってくださったのだそうでした。

「落ち着いて注いでくれたらイイよ」

と言ってもらえて少し安心した気がしたのを覚えています。

それから時間が経つにつれ徐々に注文が増えビールの注文から商品受け渡し、代金のやり取りに少しずつ慣れていきました。

「なるほど、やってたらできるようになるよと店主が言ってらしたのはこういうことなのね」

とわかったときに

「テンポ良くオペレーションすることで必要以上にお客様をお待たせしないようにしよう」

というミッションは少しづつ出来てきている感触がありました。

そして少し余裕が出てきた頃ふいに

「ビールと一緒におつまみはどうですか?」

と口から出ていました。

そのお客様は常連さんではない方でしたから

「どんなの?」

と尋ねられ

「お店の自慢の唐揚げが2つと枝豆が入って¥500です」

と答えたら

「じゃあそれもください」

と言ってもらえ、すぐさま考えることもなくスルッと

「ありがとうございます」

と返していました。

ごく自然に。

この時の快感は今でも強く印象に残っています。

私がツマミをお勧めしていなかったらそのお客様は買っていただけたでしょうか?

たった一言付け加えただけです。

もちろん無理強いはしていません。

選択権はお客様にあるのですから。

ただ私はお客様にもう一つの選択肢があることをご紹介させていただいただけです。

ビールに唐揚げに枝豆。

定番ですよね。

そしてその唐揚げは居酒屋の自慢の味。

ビールサーバーを置いている台の前に「ビール¥500おつまみ¥500」と買いて貼ってあるんですけど、ビールサーバーの方が印象にあるのかおつまみを注文されるお客様は少ない印象がありました。

私がビールを飲むから分かったことでもあるのでしょうけど、何よりその唐揚げが美味しいことを教えて差し上げたかった。

「せっかく開放的に外で生ビール飲むならこの美味しい唐揚げも一緒に食べていただきたい」

という思いからか自然と言葉が出た瞬間でした。

そしてそのお客様には思いが届いた。

私の提案を聞いていただけた感じが嬉し買ったのですんなり

「ありがとうございます」

と出てきたのかもしれません。

そしてその後は大体のお客様にお買い求めいただけ、唐揚げの在庫がなくなり最後には枝豆¥300に変更したほどでした。

なんとか最初のミッションである「テンポの良いオペレーション」はクリアできたなという実感を得た瞬間でもありました。

本当に楽しかった。

2つ目のミッション

お客様を困惑させない工夫

もう一つ私が街頭販売で気を付けていたことがありました。

それは、「ビールサーバーから離れない」ことです。

遠くからでもビールが売っていることはわかる。

でもビールサーバーの近くに人がいなかったらどうでしょう?

準備中かな?と思いませんか?

まるで電源の入ってない自動販売機のような

暖簾は片付けてあるけど「営業中」の看板が出たままのうどん屋さんみたいな

販売中なのか準備中なのかわからないのは困りますよね。

せっかっくビールサーバーが目について

「生ビールか!いいね〜」

と思っていただけたのに

「誰もいないけど買えるのかな?」

と困惑させてしまっては申し訳ないですから、

「ビールが気になったらいつでもどうぞ」

というふうにその場から離れないことを徹底してしていました。

そのぐらいは販売に慣れていない自分でもできますから。

そして

「ビールが欲しいんだけど誰に言ったら良いかな?」

と思わせないこと。

私が買い手だった場合に開放的な気分でビールを飲んでみたいと、思ったら目に入った販売店で衝動的に買うと思うんです。

ということはその衝動を大事にしないといけない。

衝動は熱が冷めやすいのでその衝動が冷めないうちに、ビールを手にしてもらい飲んでもらいたい。

そのためには、「あそこのビールを買いたい時はあの人に声をかけたら良いんだ」とわかりやすくいる方が良いと考えていたわけです。

私はビールの販売はできませんでしたが、ビールサーバーの近くにいることと、わかりやすく立っていることぐらいはできます。

当日は最低限それだけは徹底しようと考えてきていましたから、店主から

「客足も落ち着いてきたからゆっくり座っていいよ」

と言っていただいた時でも

「お気遣いありがとうございます」

とだけ答えてビールサーバーに手をかけたまま隣に立ち続けました。

お祭りの中盤になって客足が少し落ち着いて終盤になるとだんだん人通りがなくなっていきましたが、立ち続けていると不思議とたち寄ってビールを買ってくださる方がいらっしゃるんですよね。

さすがにお祭りが終わり撤収作業が始まる頃には片付け始めましたが、片付けの最中でも「まだ買える?」と来てくださるお客様がいらっしゃいました。

「大丈夫ですよ。少々お待ちください」

と言ってお店の中のサーバーからビールを注いできて提供しました。

その方が最後のお客様になりましたが

「どうもありがとうね」

と言って帰っていかれる後ろ姿に充実感を感じました。

ビールを買っていただいて売り上げを得たことに対しての感謝というより

自分が意識していたことに反応していただいたことへの感謝のような感じです。

販売がど素人の自分にできることはなんだろうと考え

「お客様を困惑させない工夫をすること」

を意識してやってみた結果

「もう片付けしてるけどたしかあそこでビール売ってたよな」

「あのお兄さんがいるってことはまだ買えるんじゃない?」

「ダメ元でちょっと聞いてみようか」

と思ってもらえたのではないかと思うのです。

自分としてはど素人ながら考えてやってみた

「買いたいお客様が困惑しないようビールサーバーの横に立ち続ける」

というミッションも結果的にイイ感触を得たので成功だなと感じました。

片付けも終わり集計をしていた店主から

「今までお祭りに生ビールを出した中で一番売れている」

「頑張ってくれてありがとう」

と驚きの言葉を言っていただけてホッとしました。

そして、

「あなたが手伝ってくれたおかげでお神輿を担ぐ孫を見ることができて良かった」

「ありがとう」

とも言っていただけて

「できるだけ早くビール販売に慣れて店主がゆっくりできるように頑張る」

というミッションもクリアできたと思います。

「ど素人なのにいろいろ教えていただいてありがとうございました」

「お手数をおかけしましたがお店のためになれたのなら良かったです」

「今度またお客さんで来ますね。その時は唐揚げをお願いします」

と挨拶をして帰路につきました。

本当に貴重な経験をさせていただいた1日でした。

手伝ってもらえないか?と提案してくださった店主には感謝しかありません。

あとがき

ここまで販売などしたことのないど素人の私が細かいことを考え

店主や常連のお客様からサポートしてもらいながら

初めてビールの街頭販売をした日のことを記事にしました。

コロナが落ち着いた去年の夏にまたビールの街頭販売をさせていただきましたがその時にもあいかわらず立ち続けるわたし。

以前より慣れてはいますが、直接お客様の対応するのはやっぱり緊張します。

それでも自分の手からビールをお渡しできる様子が嬉しく思うのでまた機会があったらさせていただきたいと考えています。

最後に

この経験で得られたことがいくつかありますが、それはまた別の記事にしたいと思います。

このサイトは、細かいことが気になり
深く考えることでよく「変わり者」と
言われるわたくし砂子田氏が、
体験したことや気になったこと、
気づいたことなどを考察して記事にして
書き連ねているサイトです。

このサイトに立ち寄って読んでくださったあなた様の何かきっかけになったり暇つぶしにでも慣れたら嬉しいです。

今回はかなり長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。         

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この記事を書いた人

細かいことが気になり多角的に考えることから変わった人とよく言われる考察系ブロガー

モノごとの本質を考えること、意識の力、心と身体の健康などに興味があり、体験した事象から深掘った記事を書きつづっています。

健康に特化したブログも配信中
「砂子田ヘルス研究所」
https://sunakoda-health-labo.com

≫保有資格≪
歩き方インストラクター
ピラティスインストラクター
ヨガインストラクター(リラックスヨガ)
ボディメイクインストラクター
筋膜リリースセラピスト
ダイエットインストラクター
疲労回復インストラクター
マインドフルネススペシャリスト
腸活アドバイザー
上級食育インストラクター
美肌セラピスト

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