こんにちは細かいことを深く考えることから「変わり者」とよく言われる考察系ブロガーの砂子田(スナコダ)です。
webライティングや文字入力のためのタイピングするのって毎回大変ですよね。
パソコンに文字や数字入力する作業というのは地味にきつい作業だったりします。
そんなタイピング作業を楽しくするためにキーボードを新調することにしました。
今回は私自身がキーボード探索に半年間悩んだ結果、東プレ社 REALFORCE R3 静音(以下リアルフォース R3と記載)を購入して使用したレヴュー記事を書いていきます。
決して安い買い物ではない東プレ社のキーボード「リアルフォース R3」を選択するにいたった理由と実際に使ってみた感想について記事にしていますので、キーボードに興味がある方やキーボード選びに迷っている方の参考になれ嬉しいです。
この記事では
・そもそもなぜキーボードにこだわるの?
・キーボードにはどんな種類があるの?
・東プレ リアルフォース って何がいいの?メリットは?
・リアルフォースを使うことのデメリットは?
・リアルフォース R3 静音をおすすめする理由4選
について書いていきます
この記事を読むと
・キーボードにこだわる理由
・キーボードを変えてみたいけど、どんなものを選んだら良いかわからない
・リアルフォースが気になっているけど、実際どんなものかイメージしにくい
という方の参考になりますので最後まで読んでみてください
そもそもなぜキーボードにこだわるの?
キーボードにこだわる理由3選
まず初めにキーボードを探索する目的はなんだろう?と疑問に思いますよね。
その答えは、
- モチベーションをキープするため
- 手首や手のひらへの負担を減らすため
- タイピング環境を快適にして効率よく作業するため
の3つです。
モチベーションをキープするため
パソコンに向かって文字や数字を入力する作業は、なかなかきつい作業なのでモチベーションが上がらないことがよくあります。
前日の疲れが残っていて
「なんか今日はやる気が出ないな〜」
「なんとなく今日は作業スピード遅いな〜」
ということも。
そんなときお気に入りのキーボードが手元にあったらどうでしょう
少しでも作業したくなる気がしませんか。
お気に入りの靴を買うと用もないのにどこかへ出かけたくなるのとよく似ているかもしれません。
そういった目的で自分に合ったキーボードを探していました。
手首や手のひらへの負担を減らすため
おなじ姿勢で文字や数字を入力していると手首や手のひらなどに負担がかかる、と同時に腰や肩などにも疲れが溜まっていきます。
疲れが溜まると作業スピードが落ちてしまい、同時にモチベーションも下がるという負のスパイラル陥ってしまうということもアルアルですよね。
そんな状況にならないように自分の感覚に合ったキーボードを使い、少しでも体に負担のない状態で作業したいという目的もあります。
タイピング環境を快適にして効率よく作業するため
キーボードへのこだわりは自分のタイピングの癖に合った、お気に入りのキーボードを使うことでモチベーションをキープし、手首や肩への負担が少ないタイピングで快適に効率よく作業をしたいというのが最終的な目的となります。
「キーボードでそんなに変わるもんなのかな?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、パソコンで作業する以上キーボードは必ず使うツールです。
その必須ツールであるキーボードの良し悪しは、そのままコンテンツの良し悪しに影響すると私は考えています。
このような理由からキーボードを探すので
「純正のキーボードから別のキーボードに買い変える」
というよりは
「お気に入りのキーボードを買い足す」
と言った方が正しい表現かもしれません。
ここまでキーボードにこだわる理由を解説してきましたが、次の項でキーボードの種類について少しだけ説明したいと思います。
キーボードの種類にはどんなものがあるか
ひとくちに「キーボード」といっても主に次の4種類に分けられます。
- メンブレン
- パンタグラフ
- メカニカル
- 静電容量無接点方式
の4種類です。
それぞれの違いについて簡単に説明していきます。
メンブレン
メンブレンキーボードは昔からあり一般的に広く使われています。
キーを押した時にラバーカップというゴム製のパーツが押されることで、基盤と接触し入力される方式で1つの基盤をキーボード全体に使ってあるのが一般的です。
ゴム性のラバーカップの反発で押し返される仕組みになっているので、打鍵感(タイピングした時の感触のことをいう)は文字通りゴムに押し返された感触があります。
また、キーの中央をしっかり押さないと認識されないことがあるので、キーの底までしっかり押すタイピングに慣れることが必要です。
パンタグラフ
パンタグラフはメンブレンと同じで、キーボードの下に1つの基盤を全体に使ってあります。
メンブレンと違うのはキースイッチの仕組みが違う点です。
メンブレンはキースイッチにゴム製のラバードームというパーツが使われていましたが、パンタグラフでは電車のパンタグラフ(電車の屋根についている電気を導くためのひし形の装置)のような形でキーを支える仕組みになっています。
薄いキースイッチなので他のスイッチに比べて軽く、ノート型パソコンのキーによく使われています。
中央を押さなくても入力されるのでタイピングは比較的に楽です。
メカニカル
メカニカルは一つ一つ独立した機械的なキーが並んでいる仕組みになっています。
キースイッチのことを「軸」と呼び、「青軸」や「赤軸」「茶軸」といった機械軸の種類で打鍵感や打鍵音がかわるのでカスタマイズ性が高いのが特徴です。
機械軸をカスタマイズできることから高価になりやすく、ある程度の知識が必要となるので上級者向けのキーボードといえます。
知識があればキーごとの修理も可能です。
静電容量無接点方式
静電容量無接点方式はメカニカルとおなじで独立したキースイッチが並んでいる仕組みになっています。
メカニカルのような機械式ではなく静電気を感知する仕組みになっているので、奥まで深くタイピングしなくても認識されます。
静電気を感知する仕組みなのでキーに関するパーツが少なく、長く使ってもキーの劣化がしにくいというのも特徴の一つです。
キーを深くまでタイピングしなくても入力できるためタイピング音が比較的に静かです。
ここまでキーボード種類について簡単に説明をしてきました。
次の項では実際にキーボードを選ぶ時にはどうすれば良いのか?を解説していきます。
キーボードの選び方
キーボード選びの基本
キーボードの選び方の基本はやはり「実際に触ってみる」が一番です。
家電量販店やパソコン専門店などにいき展示品で触っても良いキーボードを、実際にタイピングしてみることをお勧めします。
私も可能な限り展示品をタイピングさせてもらいました。
自分が「打ちやすい」と思うキーボードに出会った時の高揚感はなんとも言い表し難いものがあります。
そうはいっても何か目安はないの?と思いますよね。
そこで私の主観ではありますが、少しだけキーボード選びのコツをお話しします。
参考にしてみてください。
キーボード選びのコツ
タイピングに慣れないうちは押圧感が軽くて楽にタイピングでき、比較的に安価なパンタグラフかメンブレンが良いのではないでしょうか。
ノート型パソコンをお使いでちょっと変化させたいのであれば、メンブレンを選択するということになりますね。
そして「何か物足りないな」「冒険してみようかな」と思ったらメカニカルや静電容量無接点方式を考えてみるというのはどうでしょう。
私も最初はパンタグラフで慣れてきてから静電容量無接点方式のキーボードにしました。
パンタグラフよりもメンブレンの方が打ちやすいと感じた方はメンブレンからスタートするのも良い選択だと思います。
その場合でも必ず触って打ってみて選ぶようにしてくださいね。
東プレ リアルフォースは何が良いのか?メリットは?
結論から言いますと、リアルフォースの良いところは断然「打鍵感(タイピングした時の感触)」です!
そして打鍵音!(タイピングした時の音のこと)
よくある「カチャカチャ」とか「パチパチ」という音ではなく「スコスコ」「サクサク」という音がするので打鍵感と合わせてテンションを上げてくれます。
機械的な構造ではない「静電容量無接点方式」を採用していて打鍵感が軽いので、「打鍵音」も比較的静かで入力作業時のカチャカチャ音で周りに迷惑をかけにくいという特徴があります。
静電容量無接点方式のキーボードはキースイッチに関わるパーツが少ないので、長く使用した時の劣化も少なく故障のリスクも最小限に抑えられるというのも特徴の一つです。
また東プレ社の静電容量無接点方式のキーボードは、金融機関、流通、交通、医療、コンビニATMなどで使用されていて信頼性が高いというのもリアルフォースを選ぶポイントになりました。
身近なところでいうとセブン銀行ATMのテンキーが東プレ社製です。
引用元:東プレ 電子機器関連製品とはhttps://www.topre.co.jp/products/elec/about.html
リアルフォースを使うデメリット
リアルフォースのデメリットで真っ先に思い浮かぶのは価格です。
2万円後半から3万円台の価格はやはり「高いなぁ」と感じますよね。
メンブレンやパンタグラフに比べてメカニカルと静電容量無接点方式はワンランク上の価格帯になっていますから「ちょっと手が出ないな…」と私自身も感じていました。
あともう1点あるとすれば「重たい」ということでしょうか。
自宅や事務所などに据え置きで使うものなので重たいことはさほど気にはならないのでしょうけど、テンキーレス91で1.3Kgは他に類を見ないほど重たいです。
もしかしたら、「はっきりした打鍵感や打鍵音がした方がモチベーションがあがる」という方にとっては、リアルフォースR3静音のタッチはデメリットと受け取られる可能性があるのかもしれません。
使う方の好みの話になりますが
・打鍵感がしっかりある方が良い。(押した感がある方が良い)
・タイピングのたびにカチカチ鳴ってくれる方が良い
と言う方はメカニカルキーボードの「茶軸」「青軸」あたりを触ってみた方が良いかもしれません。
デメリットのまとめとしては
- 高価である
- 静かすぎる
の2つですね。
私は作業環境が静かな方が落ち着くので静かすぎるとは感じませんが、リターンキーを打つ音でテンションがキープできるというのも分かるのでこれだけは使用者の作業環境と好みになりますね。
リアルフォース R3 静音をおすすめする理由4選
リアルフォース R3 静音をおすすめする理由を4つお話しします。
打鍵感、打鍵音が心地良くてモチベーションが下がりにくい
先ほどから何度もお話ししている通りとにかく打鍵感と打鍵音が心地良い!!
記事を書くことに疲れてきた時でも「もう少し触りたい」「もう少しタイピングしたい」と思って、作業をしつづけ気がついたら深夜!ということが結構あります。
おかげさまでリアルフォースを使い始めてからパソコンの前にいる時間が1.5〜2倍以上になりました。
適度な跳ね返りでタイピングしやすい
デメリットとして前記しましたがキーボードの重量が1.3Kgと重量が重いからなのか、キーの跳ね返りが適度にあってタイピングがかなり楽です。
持ち運ぶにはデメリットなのですが重量があることによってタイピング時にキーボードがズレてしまうことはありません。
キーの跳ね返りとキーボードの安定性でかなりタイピングしやすいです。
手首、肩が楽になった
パンタグラフを使っているときはキーに少しでも触れると入力されてしまうので、入力した指を浮かせる必要がありましたが、キー荷重(キーを押す重さ)45gのキーボードなので軽く指を置いておくこともでき指を浮かせる必要がなくなったので手首が楽になりました。
手首が楽になったおかげなのか、肩の疲れも溜まりにくくなったような気がします。
タイピングミスが減った
東プレではリアルフォースの「キースイッチが反応する深さ」をコントロールするAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)のソフトウェアが無料で提供されているので各キーごとに設定して使用することができます。
パンタグラフのように少し押されただけでも入力されるようにすることもできますし、しっかり押さないと入力されないようにすることもでき小指や薬指など、力が入りにくい指のキーだけ個別に浅く設定することもできるという便利さです。
自分のタイピングの癖に合わせた、まさに「自分好みにカスタマイズされたリアルフォース」で作業できるのでミスタッチが大幅に減り作業効率がアップしました。
また、静電容量無接点方式では原則としてチャタリング(キースイッチの接点が振動することで連続して入力されてしまう状態)が起きないので、機械的な不具合による誤入力も軽減されています。
引用元:東プレリアルフォースhttps://www.realforce.co.jp/features/
まとめ
以上ここまで
- なぜキーボードにこだわるのか?
- キーボードにはどんな種類があるのか?
- キーボードの選び方のコツ
- リアルフォースのメリット
- リアルフォースのデメリット
- リアルフォース R3 静音をおすすめする理由4選
について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
やはり価格が高いと言うのはネックになると思います。
私自身もそうでしたから。
でも私は悩みに悩んだ結果自分に対する投資だと思って思い切って購入しました。
購入して使ってみた今は「買ってよかった」「金額以上の価値だ」と思っています。
趣味で買うにはなかなか手出しできる価格ではないかもしれませんが、購入して後悔することはほぼないと思いますので参考にしてみてください。
この記事があなたの快適なタイピングライフの手助けになれば嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。